街と変化するホテル

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“ホテルでご飯を食べたとか子供たちの思い出になるような場所になれたらいい”

そう語るのは沼津リバーサイドホテル、販売促進課の遠藤太郎さん。
リバーサイドホテルに変わったのは2年前、その前の沼津東急ホテル時代を合わせると17年間、上土のランドマーク的な存在として街の変化を見てきた。
客層は大きく分けてふたつ。宿泊目的の県外者と結婚式やレストランなどを利用する地元住民だ。
宿泊も平日のビジネス目的と週末の観光目的で分けることができる。

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“基本的に伊豆や沼津港に行く人の基地です。結果的に中継地点として機能してますよね”

週末は伊豆探索の拠点としての役割を果たす。
客室は富士山や駿河湾を望む西側客室と箱根連峰から狩野川を望む東側客室がある。
宿泊はシングル7,000円から利用可能。
また、レストラン施設としてダイニングレストランKEYAKI、日本料理かの川、ラウンジバーriver viewを備える。

“広告を出したから人が来るのではなくて、人が人を連れてくるようなホテルづくりを目指していかなければならない”

常に高いサービスを維持すること、ひとつひとつの積み重ねがホテルの信頼を作る。
そんなコンセプトは週末、狩野川河川敷を利用したリバーサイドテラスにも見受けられる。
狩野川のゆったりとした流れ、心地よい風を感じてもらおうと始めたリバーサイドテラス。
程よい力の抜け具合、無理のない自然体が沼津らしさを感じる試みである。

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“非日常であるイベントを作るのは簡単なんです。日常として定着させていくのが難しいんです。ひとりでも多くの人に狩野川の河川敷が気持ちいいことを知ってもらうことが大切なんです”

ひとりでも多くに、そして継続することが大切だと遠藤さんは語る。

“長く続けること、市民に愛される場所を作るということはやっぱり時間がかかることだと思います”

狩野川の流れとともに変化していく街、その街と一体となったホテル。
一回限りではない、日常使いとしてのホテルがここにはある。

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沼津リバーサイドホテル
沼津市上土町100-1
電話:055-952-2411
http://www.numazu-rs-hotel.com/

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