シチリアと沼津に魅せられて

numazu journal (4)

自慢フェスタの2日目、センターテーブルに登場するサンテラスキッチン。
そのサンテラスキッチンを支えるシェフ、山田慶介さんは東京出身。
東京から移住して3年、見えてきた沼津の良さからイタリア料理に対する想いまで訊いてみた。

●沼津に来られる前はどこでシェフをされていましたか?
「僕は生まれが東京だったので都内のイタリアンで仕事してたんです」

●そうなんですか!
「沼津の名前は知ってたんです。魚介類とか食材を仕入れていました。
で、業者さんとの縁もあって沼津に来たんです、知人の紹介といいますか」

●なるほど!沼津に来ての感想はいかがですか?
「沼津はいい場所ですね。海も近くて、山も近いので、都内では扱えない食材がけっこうありますね」

●例えばどういった食材ですか?
「シラスとか手長エビとか、都内と違って安く新鮮なものが手に入りますからね。
あと、駿河湾もありますので見たことない深海魚とか」

●山田さん個人としては料理の道に入って長いんですか?
「まだまだですけど、19歳の頃からやってますので17年目ですね」

●料理の世界でくじけそうになったこととかありませんか?
「それはあります!まだ17年ですけど、もうしょっちゅう(笑)
まあ、料理の世界も日々勉強なので」

●いままでやってこられた秘訣は?
「やっぱり根性ですね(笑)負けず嫌いなところがあるので。
あとはお客様に“おいしいよ”とか言っていただけた時にはやっててよかったと思いますね。
単純ですけどそこが一番うれしいところなので」

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●どうしてイタリア料理を選んだんですか?
「自分がスパゲッティが好きだというのからはじまって。
イタリア料理ってスパゲッティぐらいしかないのかなと軽い気持ちで入ったんです(笑)
けど、最初のお店が高級なリストランテだったんで、
そこで前菜だとかメインだとか魚料理、肉料理があるって初めて知って(笑)」

numazu journal (2)

●ははは、なるほど。
「で、イタリア料理で骨を埋ずめようかなと思ったんで、イタリアへ修行に行って。
主にシチリア島だったんですけど、トータル2年位でいろんなところを回りました」

●へえ、そうだったんですね。では、いろんなところを見てきた山田さんからみて
サンテラスキッチンのいいところ、やってて楽しいところは何ですか?
「う~ん、都内にいると周りがばたばたとしてるんで。
その点、沼津はリラックスして仕事ができるかなと思います。
市場に行って自分の眼で見たりとか、箱根や富士宮に行って生産者の方と接したりとか
都内にいるとなかなかできないですから。あと、箱根西麓で自家菜園やってるので、
そこで自分たちが収穫したものを調理して提供できるっていうのは楽しいですね」

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SUNTERRACE KITCHEN
沼津市大岡1960-1
電話:055-943-9003
http://www.sunterrace-kitchen.jp/

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