沼津千本浜トライアスロン大会

8月4日(日)に千本浜で第26回沼津千本浜トライアスロン大会(個人・リレー)、第9回チームケンズカップトライアスロン駅伝大会(一般・学生OB/OG・会社対抗・学生)が開催された。

あいにく富士山は見えなかったものの天気は良好で
最高気温37度、湿度は70%近くにもなる
蒸し暑い日となった。
約30年前に日本に来たトライアスロン。
日本におけるトライアスロンの大会でも歴史ある本大会。
コースは千本松の中を走るランと防波堤上の道を走るバイク、千本浜を泳ぐスイムからなる。
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参加者は約670名。
元日本選手権の優勝者や今後大会にも出場する選手も参加している。
スタッフも約200名となる大きな大会だ。
本大会をを支えるスタッフは現在地元のトライアスロンクラブが担っている。
今回は沼津西高校と沼津市立高校の生徒のボランティアスタッフも
炎天下の過酷な場所で選手のサポートをしていた。
また、千本浜で漁をしている漁協組合の方にも協力いただき大会日には漁を中止していただいているそうだ。
給水や救護、各スポットでの誘導スタッフなどたくさんの方々もまるで選手と一緒に走っているようだった。
そんな協力体制の中、選手たちも
千本浜の砂利道や、海でのスイム、炎天下で陰のない中でのバイクと過酷なレースに励んでいた。選手たちは全力を尽くし苦しそうだったが時折、千本松の中のランの涼しい風が心地よさそうにも見えた。
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沼津が開催場所に選ばれた理由の一つに自然がある。
きれいな海、千本松、バイクが走れる道。
そして運がよければ世界遺産になった富士山を眺めながら競技に参加ができる。まさに、潮、風、大地を思う存分感じることができるのだ。
過酷なレースの中にも、ミネラルを豊富に含んだ海水や山や木々たちの美しい景色に癒されたのではないだろうか。
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「東京の近くにこんなきれいな自然があったのかという驚きとともに
このすばらしい自然をみんなにも伝えたい」と
今回のイベントの大会ディレクター西沢さんはお話されていた。
というのも本大会は、首都圏からの参加が約6割にもなる。
駐車場では日本の各地のナンバーをつけた車がたくさん停まっている。
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前日から泊まり込みで参加する方も多く、
沼津のおいしい魚などを楽しみにしている参加者も多い。
参加賞として干物も配られる。
トライアスロンをすることにより沼津の自然を感じ、
地域大会ならではのご当地グルメも味わうことのできる大会。
毎年夏に沼津で行われる。
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「トライアスロンは、水泳、自転車、マラソンという身近な運動を
適度に楽しむことができ、健康にもよい競技。
トライアスロンをする際に楽しんで走ることはもちろんですが、
相手は自然。特に海は危険だし過酷です。
しっかり準備をして参加していただきたい」と西沢さん。
沼津ではNステ(http://n-sta.com)などの
気軽に運動を始められる施設もある。
現在は地元の参加者は2割。
地元にいるからこそ、地元を味わいたい。
そう思ったらトライアスロン、3つはちょっとという場合もどれか一つくらい挑戦してみるのはどうだろうか。
競技を通じて自然と共存する。
今までよりももっと沼津という自然を感じることができるかもしれない。

 

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